ピグによる加熱炉チューブのデコーキングについて

硬スケール除去用ピグの開発により加熱炉チューブの内部クリーニング(デコーキング)は従来の燃焼法・薬品洗浄法からピグ工法が主流となってきました。
ピグデコーキングは、オーバーラップするように植込まれているピンが管壁にむらなく圧触して物理的に常温で、カーボン等を削り取る工法であるため、前二者の如くチューブの熱疲労、腐食の心配がありません。

なお、ピグの必要本数、通し回数等はコーキングの成分(カーボン%、硫化鉄%)や厚さなどにより著しく変動致しますのでピグ施工前に少なくともヒートスポット部のγ-Rayによるスケール厚みの調査が必要です。

ピグ施工セット図(例)

施工例

チューブスペック器材タイプスケール本数加圧ソース
3B240mSTPTイソフロヒーターコイルカーボン3〜5mm12本窒素
6B62mx4系列STBA25減圧蒸留縦蛇管カーボン3mm12本水、空気
6B235mx4系列STBA25常圧蒸留縦蛇管カーボン硫化鉄20mm40本
5B430mSTPT370B.T.X.縦蛇管カーボン5mm14本空気
4B250mSTPT有機化学コイルカーボン10mm9本灯油、窒素