一般に、管内物質の排除には多量の溶剤を使用して払い出す方法や 単にガス(Air.N2等※)を圧送して払い出す方法などが多用されておりますが、 ピグ工法にて極めて経済的、効率的に払い出すことができます。 ランチャー、レシーバー、クイッククロージャー、ピグ通過シグナラー、ディテクター、ボールバルブなどを 常設することにより標準作業に組み込む事も可能です。
パージングピグは液体の化学的性質、粘度、比重、温度や配管形態、管長などによって使用種類を選定しますが、ピグの耐薬品性、耐温度等の問題から、使用できない場合があります。
ケトン類、エステル類、ハロゲン化炭化水素のうち塩化メチレン、塩化エチレン等はご注意下さい。
0~100℃、但し、耐熱100℃〜150℃の特製ピグの制作が可能ですので御相談下さい。
液体の性状や配管口径、ピグの速度、配管の接続方法、曲管部の扁平率、管壁の粗面度が決定要因となりますが、ほぼ1~6%です。
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6B | 9300m | STPG | L. P. G. | 定検 | 1本 | 窒素 | 1日 | 知多 |
10B | 1800m | SGP | スロップオイル | 切断溶接 | 5本 | 水、空気 | 1日 | 堺 |
3B | 300m | SUS | MBSラテックス | 流量回復 | 6本 | 水 | 1日 | 加古川 |
2 1/2B | 50m | SUS | 新聞インキ | タンク6基ライン共通化 | 1本 | 空気 | 10分 | 大阪 |
24B | 1000m | SGP | C重油 | 軽油に切り替え | 8本 | 灯油、窒素 | 4日 | 徳山 |