ピグによるパージングについて

管内物質の排除

一般に、管内物質の排除には多量の溶剤を使用して払い出す方法や 単にガス(Air.N2等※)を圧送して払い出す方法などが多用されておりますが、 ピグ工法にて極めて経済的、効率的に払い出すことができます。 ランチャー、レシーバー、クイッククロージャー、ピグ通過シグナラー、ディテクター、ボールバルブなどを 常設することにより標準作業に組み込む事も可能です。

  • 常時切り替え→塗料、染料、食料品他
    恒久的切り替え→重油ライン 軽油ライン
  • 塗料、食料品(チョコレート等)他
  • パイプラインの解体、切断、溶接
  • 管内腐食状態調査など
  • 原油と重油

パージングピグは液体の化学的性質、粘度、比重、温度や配管形態、管長などによって使用種類を選定しますが、ピグの耐薬品性、耐温度等の問題から、使用できない場合があります。
ケトン類、エステル類、ハロゲン化炭化水素のうち塩化メチレン、塩化エチレン等はご注意下さい。

注意事項

  1. Tees管にピグを通す設計は、できるだけ回避して下さい。
  2. ベンドは、ネジ込みソケットタイプ及び扁平ベンドは避けて下さい。
  3. ボールバルブは、配管内径に合わせて下さい。
  4. 枝部には、ピグ進入防止バーをもうけて下さい。
  5. レシーバーは排気口を2ケ所以上設けて下さい。

適用可能温度

0~100℃、但し、耐熱100℃〜150℃の特製ピグの制作が可能ですので御相談下さい。

ピグパージ後管内残留量

液体の性状や配管口径、ピグの速度、配管の接続方法、曲管部の扁平率、管壁の粗面度が決定要因となりますが、ほぼ1~6%です。

施工例

チューブスペック 流体 目的 本数 加圧ソース 期間 場所
6B 9300m STPG L. P. G. 定検 1本 窒素 1日 知多
10B 1800m SGP スロップオイル 切断溶接 5本 水、空気 1日
3B 300m SUS MBSラテックス 流量回復 6本 1日 加古川
2 1/2B 50m SUS 新聞インキ タンク6基ライン共通化 1本 空気 10分 大阪
24B 1000m SGP C重油 軽油に切り替え 8本 灯油、窒素 4日 徳山