ショットラン工法

ショットラン工法とは

本工法は、従来、平面の表面研掃に使われていたサンドブラスト工法を、小径チューブの内面研掃に
応用したものであります。
サンドブラスト工法とは、高圧気体(コンプレッサーエアーなど)に研掃材(砂・グリッド等)を
混入し、対象物に投射して衝突剥離させるものです。

ショットラン工法においては、その吐出ノズルを施工対象チューブの入口に差し込み、研掃材を
チューブ内で高速走行させることによって内面に付着したスケールや不純物を除去します。

但し、単純に従来のブラストノズルを使用して同様のことを行うと、スケールの除去にムラが出来るほか
チューブに部分減肉が発生する恐れがあります。
弊社のショットラン工法ではこのような不具合を解消するために自社開発したノズルを使用しています。

ショットラン工法
他工法との比較

ピグや高圧JET、メカニカルクリーニング等の洗浄工法においては、それぞれの洗浄冶具がチューブ内を
通過する際、接触している部分だけを洗浄が行われることになります。
そして、チューブ内面の一点で見るとそれは一瞬で通過してしまいます。

ショットラン工法は1本につき10秒ランニングさせるだけでも、無数の研掃材がチューブ内面のどこの
ポイントにおいても10秒間接触することになりますので、洗浄スピードは格段に上がります。

他工法との比較
ショットラン工法の利点
  • *多本数のチューブ内洗浄においてスピードアップ・効率化が見込めます
  • *高圧JETやメカニカルクリーニングでは冶具が入らない小径チューブも施工可能です
  • *ドライ工法ですので水分を嫌う設備の洗浄に最適です
  • *純銅や銅アルミ合金などの素材が柔らかいチューブに対しても研掃材の選定によって対応できます
  • *付着物の粘度が高く、ブラシや高圧JET洗浄に時間がかかるものに対しても最適です
  • *薬品洗浄のように化学的産業廃棄物が発生しません
施工前後比較
施工前後比較
工法適用事例
  • *定期整備時の熱交換器チューブ内洗浄
  • *健全性確認(肉厚測定検査)時の下地処理
  • *設備製品の出荷前または運転前仕上げ
  • *複雑な形状の成形機などの焼き付け除去
  • *長尺配管内部の洗浄