ショットラン工法
METHOD
OUTLINEショットラン工法の特徴
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1
多本数のチューブでも洗浄を
スピードアップ・効率化熱交換器や反応器のチューブも連続で洗浄できます。
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2
水分を嫌う設備のための
完全ドライ工法JET洗浄や薬品洗浄で排出される化学的産業廃棄物も発生しません
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3
高圧JETやメカニカルクリーニングでは
治具が入らない
小径のチューブも施工可能付着物の粘度が高く、ブラシやJET洗浄に時間がかかるものに対しても最適です
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4
様々なチューブ素材・洗浄度に応じて研掃材を選定・提案
銅・アルミ合金など柔らかい素材のチューブにも対応できます。
SHOT-RUN
METHODショットランシステム図
ショットラン工法とは?
高圧気体に混入した研掃材を、チューブ内で高速走行させ内面に付着した
スケールや不純物を除去する工法です。
用途・適用例
- ○ 熱交換器(各種)
- ○ 抜き出しチューブ等の内面研磨・ならし
- ○ ボイラーチューブ内洗浄(節炭器管等)
- ○ 複雑な形状の成形機などの焼き付き除去
- ○ 健全性確認(UT肉厚測定検査)時の下地処理
- ○ 長尺小径配管内部の洗浄
- ○ 設備・製品の出荷前または運転前仕上げ
- ○ 特殊研掃材を使用したU型チューブ内の不純物除去
技術的特性
特殊ノズルでチューブの内側を
傷めずに洗浄することを可能に。
通常のサンドブラストノズルを用いるとスケールの除去ムラができるほか、チューブに減肉を発生させる恐れがあります。ショットラン工法では特殊ノズルが旋回気流を発生させる事で、チューブ内を傷めず、末端まで均等に洗浄できます。
洗浄効率の優位性
高速で流れ続ける研掃材で
ムラなく均等に洗浄します。
ピグや高圧JET工法では、それぞれの洗浄治具が通過する際に接触している部分だけが洗浄されるのに対し、ショットラン工法は、常に研掃材がチューブ内全体を流れ続けるため、ムラなく均等に洗浄が行えます。
CASE STUDY施工事例
01
熱交換器用チューブの
黒皮除去試験
チューブ成形時に内面で発生した黒皮をショットラン洗浄で除去
チューブ成形時に内面で発生した黒皮をショットラン洗浄で除去
施工前
施工後
02
新設設備の運転前洗浄
新設設備のチューブ内に発生した錆の除去
新設設備のチューブ内に発生した錆の除去
施工前
施工後